胃カメラ
- より苦痛の少ない細径経鼻内視鏡検査を主に行っております。
- 経鼻ということで画質に不安を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、最新の機種で、経口内視鏡に遜色のない観察能を有しておりますのでご安心下さい。
- 従来通りの、経口での検査をご希望の場合も対応可能ですのでご相談下さい。
- 胃カメラと同時にピロリ菌の検査も可能です。
- 嘔吐反射が強い方や、不安の強い方は鎮静剤を使用してうとうとした状態で検査を受けることも可能です。
観察部位
喉頭、食道、胃、十二指腸の前半部分の観察をします。
経鼻内視鏡の場合は、嘔吐反射が少ないので、喉頭の観察がしやすいです。
使用機種
使用機種のフジフイルム EG―580NW2 は細径ですが、広角高画質を実現しており、経口スコープに遜色のない観察能を有しております。受けられた方々から随分と楽になったものだと言われることもしばしばです。
代表的な所見
ピロリ菌陰性の胃粘膜です。
淡い肌色で光沢があり血管模様が均一にみえます。胃癌のリスクの少ない胃と言えます。
ピロリ菌陽性の胃粘膜です。
ざらつきがあり、色調もまだらです。黄色腫や過形成ポリープなどが発生することもあります。胃癌のリスクがより高い胃と言えます。
最近増えている逆流性食道炎です。
食後や臥床した時に胸焼けがある方はいちど内視鏡検査を受けられることをおすすめします。
喉頭の声帯にできたポリープです。
経鼻内視鏡の場合、嘔吐反射が少ないので喉頭の観察も詳細に可能です。
検査の流れ
1.検査前日
午後9時までに夕食を済ませてください。水分は摂取可能です。
2.検査当日
- 朝食は食べずに来院してください。水、お茶、スポーツ飲料は飲んでも大丈夫です。
- 血圧、心臓、抗けいれん薬、精神安定剤などは、朝7時頃までに服用して下さい。糖尿病の薬やインスリンは中止してください。ご不明な点は、お電話にてお問い合わせください。
- 服装はゆったりしたもののほうが楽に受けられます。
- 鎮静剤使用をご希望の方は、帰りの運転は控えて頂いております。公共機関のご利用や、付き添いの方に運転をお願い致します。
3.検査費用
1割負担 | 3割負担 | |
胃内視鏡(観察のみ) | 2,000円前後 | 5,000円前後 |
胃内視鏡+組織検査 | 3,000円前後 | 10,000円前後 |